Androidアプリ開発したい。って人は、まずは開発環境の準備をしないとね。そのインストール手順になります。日本語設定手順も紹介します。
概要
Androidアプリを作成したいという向けにまとめてみました。
ここでは開発環境AndroidStudioを使用した手順を記載します。
サンプル等は、以下のページで紹介しているので、インストール後は参考にいろいろ試してみてください。
AndroidStudioインストール手順
ここでは開発環境「AndroidStudio」を使った例になります。
1.Androidデベロッパーズよりダウンロード
まずは、インストーラをダウンロードします。
以下のURL「Androidデベロッパーズ」にアクセスして、
https://developer.android.com/studio?hl=ja
下のほうへスクロールすると、
「Android Studio downloads」の項目があると思います。
Windows(64-bit)の、「exe」のほうをクリックします。
(「zip」のほうは、手動でセットアップなので、よくわからんという人はexeを選択しましょう)
オープンソースソフトウェアですので、必ず一礼を忘れずにダウンロードしましょう。
2.ダウンロード確認メッセージ表示
「上記の利用規約を読んだうえで利用規約に同意します。」にチェックを入れて、
「ダウンロードする:ANDROID STUDIO(WINDOWS用)」ボタンを押します。
ダウンロードファイル名は、「android-studio-ide-201.6953283-windows.exe」(2021/01/12現在)
3.exe実行
ダウンロードしたインストーラ―ファイル(exe)を実行します。
特に特別な設定は無いと思いますので、適当に「Next」ボタンを押していきます。
※「Android Virtual Device」は、仮想のスマホ画面を使って、動作確認できます。
まぁ、チェックを入れて良いと思います。
以下、インストールが完了画面になります。
「Start Android Studio」にチェックを入れたまま、「Finish」ボタンを押すと、このままAndroidStudioが起動します。
4.Android Studio起動(セットアップ)
一番最初だけ、設定をインポートするか聞いてきます。
特にない場合、「Do not import settings」を選択して「OK」ボタン押してください。
旧バージョンインストール済み、もしくは、過去インストールしたことある場合、そのときの環境設定を使うかどうかってことのようです。
次に英語でごにょごにょ書かれている画面が表示されます。
和訳すると、
機能やリソースの使用方法、パッケージ名やクラス名などのソフトウェア識別子、プラグイン構成など、AndroidStudioとその関連ツールの使用状況データをGoogleが収集できるようにします。 このデータはAndroidStudioの改善に役立ち、Googleのプライバシーポリシーに従って収集されます。 匿名の集計された使用状況データは、Android Studioを改善するために、Googleのパートナーと共有される場合があります。
情報提供に協力したい場合は、「Send」ボタンを、そうでない場合・恥ずかしいって人は「Don’t send」ボタンを押します。
次にSetup Wizardが表示されます。
おもに、画面の表示をお好みに設定するぐらいです。
セットアップが実行されます。
以下、セットアップ完了画面です。
[Finish]ボタンを押します。
すると、AndroidStudio画面が表示されます。
この後、日本語設定を行いますので、一旦「×」ボタンで閉じます。
日本語設定
1.Pleiades(プレアデス)プラグインをダウンロード
まずは、日本語設定アプリをダウンロードします。
以下のURL「Pleiades日本語化プラグイン」にアクセスして、
下のほうへスクロールすると、
「Pleiades プラグイン・ダウンロード」の項目があると思います。
その中の「Windows」ボタンを押します。
リンク「~~~/pleiades-win.zip」ファイルをクリックします。
すると、「pleiades-win.zip」ファイルがダウンロードされます。
2.zipファイル(圧縮ファイル)解凍
ブラウザ画面のダウンロードしたzipファイルの横にある「…」をクリックして、「フォルダーに表示」を選択します。(もしくは、エクスプローラーから、ダウンロードフォルダ内に入ってください。)
先ほどダウンロードした「pleiades-win.zip」を選択して、右クリック「すべて展開」を選択します。
展開ボタンを押すと、zipファイルが解凍されます。
(ダウンロードフォルダ内に、「pleiades-win」という名前のフォルダが解凍後のファイル群です。)
3.setup.exe実行
展開(zipファイル解凍)後、「pleiades-win」フォルダ内の「setup.exe」を実行します。
Pleiades日本語化プラグインのセットアップ画面が表示されます。
[選択]ボタンを押します。
すると、日本語化するアプリケーションの選択画面が表示されますので、AndroidStudioの実行ファイルを選択します。
「C:\Program Files\Android\Android Studio\bin」フォルダ下の「studio64.exe」を選択し、[開く]ボタンを押します。
各項目が設定されました。
後は、「日本語化する」のボタンを押します。
完了メッセージが表示されます。
[OK]ボタンで閉じます。セットアップ画面も[終了]ボタンで閉じてください。
4.再度、AndroidStudio起動
再度、Android Studioを起動してみましょう。
バッチリ日本語化されてますね!
ダウンロードしたファイルや展開ファイルは、もう使用しませんので、さきほどのメッセージボックスにあった通り、削除しても構わないです。
お疲れ様でした。以上で環境の作成が完了となります。
スマホの実機で動作確認
ここでは、モトローラ製のスマホを例にデバッグ環境を作成します。関係ないって人は、読み飛ばしてください。
PCとスマホを接続
まず、PCとスマホをUSBで接続します。
スマホ側のUSB接続を、「充電のみ」から「データ転送」に変更します。
すると、Windows側が自動でUSBドライバのインストールが行われますが、これだけではAndroidStudioで作成したアプリを動かすことは出来ません。
USBドライバーのインストール
専用のUSBドライバをダウンロードして、PC側にインストールする必要があります。
http://motorola-global-portal-jp.custhelp.com/app/answers/prod_detail/a_id/91608
リンクが切れていたら「モトローラ USBドライバ」とかで検索してください。
「Download or Windows」をクリックしてダウンロードします。
インストーラを実行して「次へ」を繰り返すとインストールが実行されます。(特別な選択項目は無いです)
あとは、実機のスマホ側で許可設定するぐらいで、実機での動作確認が可能になります。
スマホとPCをUSBで接続すると、Device一覧にモトローラ製スマホの項目が表示されます。
もし、表示されていない場合は、USBドライバがインストールされていないか、スマートフォン側のUSB通信方式が「充電のみ」になっているかもしれません。
実機が無くても大丈夫
実機が無くても、再生ボタンを押すとデフォルトで仮想スマートフォンで実行してくれます。
デバイス選択画面で「Create New Virtual Device」ボタンを押して、自分の好きな機種の仮想スマートフォンを作成することが可能です。
画面上にスマホのウィンドウが新たに表示され、その中でアプリが実行されます。
デバッグしたい場合
ブレークポイントを止めて、ステップ実行とか行いたい場合は、以下のように「debug」という設定で実行すると可能になります。
debugに設定する方法は、
- 画面左端のツールバーにある「Build Variants」をクリックして表示します。
- Module「app」の、Build Variantが「release」になっている場合、「debug」に変更します。
- 再生アイコンをクリックすれば、実機でもブレークポイントに止まってくれます。
※さすがに全部が全部止められないようなのでその点だけ注意です。
新規プロジェクト作成から実行まで
新しくプロジェクトを作成してみて、いろいろなレイアウトを試してみましょう。
新規プロジェクト作成
[新規プロジェクトの作成]-[空のアクティビティ]を選択して、「次へ」ボタンを押します。
アプリ名は「MyApplication」のまま、そのまま「完了」ボタンを押します。
※もし、新規プロジェクト作成を初めて実施したのでしたら、セットアップに数分待たされるかもしれません。
以下、新規プロジェクトが作成された後の画面です。
赤枠で囲った部分が、メイン画面のファイルになります。(activity_main.xml)場所は、res\layoutフォルダの下になります。
右側に画面の見た目がチラッと表示されてます。画面中央にHello Worldを表示するだけの画面です。
再生ボタンを押してみましょう。
すると、以下のように仮装スマートフォンが起動して、アプリ「My Application」が表示されました。
画面中央に「Hello World!」も表示されております。
以下のページで、画面レイアウトをいろいろ試す解説もしてますので見ながら試してみてください。
最後まで見てくれてありがとう。