何年か前に買ったドスパラのPC(OSはWindows7)。
たまに動かす事があるのですが、起動時間など待ちすぎて遅すぎてストレスが貯まります。
ついにピークに達してしまったので、ちょっとSSDに換装してみましたよ。
準備編
対象のパソコン
- 昔のドスパラゲーミングノートPC(Galleria QF655)
- OSは、Windows7 Professional
- HDDは、500GB
- メモリは、16GB
と、まあまあ今でも十分使える性能です。
FF11推奨認定PCとして売り込みされてました。
準備するもの
CD-RかCD-RW
1枚あればOK。100円ショップで、まだ売っているかも
内蔵のCDドライブは書込み可能なのでそのまま利用。
USB外付けHDD
バックアップファイル保存用。
保存できる容量があるならUSBメモリでもOK
SSD
HDDと同じ容量の500GBを使用。私はここでは、Crucial SSD 500GB MX500 内蔵2.5インチのを購入しました。
ひと昔、SSD換装が流行っていた頃は、まだまだ高価なものでしたが、最近はお求めやすくなりました。
初期化しなくてもOK。
(不要)バックアップソフト
今回ここでは、Windows7標準のバックアップソフトを使用した解説になります。
お金があれば、市販のバックアップソフト使うと、バックアップ用の外付けHDDや、CDの書込みが不要になるので、かなり楽になると思います。
流れ
簡単に絵で表すと、こんな流れになります。
- バックアップファイルの作成(外付けHDD等に)
- システム修復ディスクの作成(CD-RかCD-RWの準備)
- PC本体のHDDをSSDに交換
- CDからシステム修復ディスクを起動(CDは上記で作成したもの)
- SSDの中を書き換える(バックアップファイルは上記で作成したもの)
実践編
バックアップファイルの作成
- [コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[バックアップと復元]より
- [システム イメージの作成]をクリック
- バックアップの保存先を選択します。
- ここでは、外付けHDD(D:)を選択しました。
- 「次のドライブのバックアップが作成されます」に、System Reservedと、Windows(C:)になっていると思います。
- [バックアップの開始]ボタンを押すと、外付けHDDにバックアップファイルが作成されます。
システム修復ディスクの作成
- バックアップファイルの作成が完了すると、システム修復ディスクを作成するか確認されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
- CD-RまたはCD-RWを、CDドライブに入れます。
- CDドライブを選択して、[ディスクの作成]ボタンをクリックします。
PC本体のHDDをSSDに交換
- ノートPCをひっくり返して、バッテリーを外します。
- バッテリーを外した状態です。
- ネジを外すと、カバーが外れます。
カバー1枚を外すだけなので、やさしいPCです。 - 絵は外した後になります。
- HDDは図の左上。
HDDを固定しているネジを外し、SSDに取り換えます。
- SSDに取り換えました。
- SSDは購入してそのまま取付けました。
(とくにフォーマットもしてません。)
CDからシステム修復ディスクを起動
- システム修復ディスクをCDドライブに入れ、電源を入れます。
USB外付けHDDも接続します。 - PCの電源を入れないと、CDイジェクト出来ないです。
(電源入れても起動できないというエラーが出るだけなので、そのタイミングでCDを入れましょう) - 図のように「Windows is Loading files…」と表示されます。
- キーボード選択はそのままで、[次へ]ボタンをクリックします。
SSDの中を書き換える
- 「以前に作成したシステムイメージを使用して、コンピューターを復元します。」を選択して、[次へ]をクリックします。
- USB外付けHDDのバックアップファイルを選択します。
- [次へ]をクリックします。
- 特に設定することなく[次へ]をクリックします。
(お好みで設定してください)
- ちなみに図は、[ディスクの除外]ボタンをクリックした画面になります。
- 除外するものはないので、チェックは入れておりません。
(でもこの時点でSSDが認識しているのは確認できますね)
- 最終確認です。
- [完了]ボタンをクリックします。
- 警告ダイアログが表示されますが、そのまま[はい]をクリックします。
- 復元中です。
- 復元が完了すると、自動で再起動します。
最後に
以上で、Windows7でのSSD換装が完了になります。
OS起動時間がかなり快適になりました。スンッて立ち上がります。
画面の内容も、HDDのときとまったく同じままになっております。
注意としては、容量を増やした場合(例えば500GB→1TB)は、パーティションの拡張が必要になります。
[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[ハードディスク パーティションの作成とフォーマット]をクリックした画面で拡張します。
バックアップ用の市販ソフトがあれば、SSDとUSBケースがあれば、ボタンひとつまるごとクローンが出来ますし、容量増加の対応も容易にできますので、便利だと思います。お金があるのなら市販ソフトを買ったほうが良いかもしれませんね。
ご参考になれば幸いですが、あくまで自己責任となりますので、その点はご了承ください。
それではレッツFF11復帰♪
最後まで見てくれてありがとう。