FF11というオンラインゲームが、なんと20年、今もなおサービスが続いております。まだまだ過疎とはいえない状況ではないでしょうか。そんなモンスターゲームについてどんな感じだったのか昔ばなしをしたいと思います。
メタバースって?
そういえば最近になって、メタバースといった単語を見かけるようになっております。
単語単体でいうと「仮想空間」になりますが・・・、放っておいてもひとりでに社会や経済などが勝手に築かれた仮想空間を意味するものだったりもします。
日本の政府も冗談抜きで心も体も仮想空間にどうのこうのって言っていたりもしておりますが、それって(20年以上前から)FF11ってそうだったよね?と思ったりしたものでした。
そんなわけで、FF11って実際どんなだったのか紹介したいと思います。
レベル上げ
レベルを上げるにしても、MAXレベルまで育てるのにかなり労力と時間を必要としておりましたね。
敵のレベルが自分よりも格上の「とてもとても強い」を倒すのが一番経験値もらえるのですが、とてとてを倒すためには6人揃わないと倒せないといった時代が多かったです。数時間かけてレベル1しか上がらないといった事も当たり前な状況でした。
レベルが上がるたびに装備を新調するのが楽しみでもありました。
装備を新調するために金策をして、武器・防具を購入して、またレベル上げに参加する。というのを繰り返し、ミッションなどをクリアしていくという流れで進めておりました。
今では、エミネンスレコードのポイントを使って装備を新調できるようになってますね。
NM(ノートリアスモンスター)が流行った
NM(ノートリアスモンスター)とは、レアなモンスターの事になります。
通常フィールド上にモンスターが配置されておりますが、倒すと5分後または10分後に周辺エリアにまたモンスターが現れる仕様となっております。
POPしたモンスターが、稀にNMが現れることがありまして、そのモンスターが落とすアイテムが希少で高額に取引されているものだったりするもんですから、NM沸き待ちで何時間も何人も見張っている光景を目にすることも。
移動手段のワープが昔は無かった
今でこそ、ほぼ各エリアごとにワープ用の本とかクリスタルが設置されておりますが、昔はありませんでした。
移動は、基本は歩きだったり、飛空艇やチョコボとかでした。飛空艇や船なんかも時刻表があったりします。
移動魔法がかなり重宝されておりました。(白魔道士のテレポ魔法)
テレポ依頼のシャウト(町全体に募集のメッセージを投げかける)が飛び交っておりました。このころは、テレポのバイトも盛んでした。
あとは、デジョンリングが無かった頃は、黒のデジョンIIも喜ばれておりましたね。
金策
合成職人や素材(蜂の巣とか)集めて「競売所」に売ったりと、まさにゲーム内でバイト生活をしていた人もおりました。
昔は移動手段が大変だったものですから、仕入れにかかる時間や労力が多かったせいか、競売所に出品されているアイテムほぼ全て活発に取引されておりました。
クエストアイテムなんかは、需要が多かったり手間がかかる事が多かったので、良い金策になっていた傾向でありましたね。
みんなFF11の中で生活していた
大盛況の時代には、朝から夜までログインしっぱなしといった、まさにオンラインの中で生活をしていた人も多かったと思います。
ネット依存というテレビの特集もあったりして、ちらっと映ったディスプレイにはFF11の画面が映っていたりと^^;・・・ひっそりと社会問題にもなっていた時期もありました。
ゲームの中で経済が勝手に作られ、うまく回っていた印象があります。
お父さんやお母さんももしかしたら昔FF11で生活していたかもしれませんよ。
最後まで見てくれてありがとう。