プログラム

VB構造体配列の定義・初期化例

VisualBasic

基本編

まえがき

簡単なデータをプログラム内に実装したいときがあると思う。

  • とはいっても、データーベースエンジンを導入するほどのデータを扱いたいわけではないし・・・。
  • とはいっても、二次元配列は、同じ型しか使えないし・・・。

そんなときは、構造体を定義して、それを配列にすることで、簡単なテーブルっぽい形のものが作れます。

本ページでは、そんな構造体配列の定義例や初期化例、あとは使用例を紹介していきたいと思います。

構造体配列の定義・初期化例

構造体定義その1

Structure TTT
    Public iId As Integer
    Public sName As String
End Structure

初期化その1

Private stList() As TTT = {New TTT With {.iId = 0, .sName = "A"}, _
                    New TTT With {.iId = 1, .sName = "B"}, _
                    New TTT With {.iId = 2, .sName = "C"}}

これはこれでいいんだけど、1行データごとにメンバ変数の名前を書かないといけないので、はっきりいって面倒くさい。

また、構造体のメンバ変数は、上記の例では2つだけですが、これが5つ6つと増えると1行データが長くなってしまいます。あとダサい。

応用編

C言語みたいな定義がしたい

構造体定義の中に、New関数を追加することで、初期化時の記載が簡易にできて、まるでC言語の構造体配列の初期化みたいな書き方になります。

構造体定義その2

Structure TTT
        Public Sub New(ByVal n As Integer, ByVal v As String)
            iId = n
            sName = v
        End Sub
        Public iId As Integer
        Public sName As String
    End Structure

初期化その2

Private stList() As TTT = {New TTT(0, "A"), _
                            New TTT(1, "B"), _
                            New TTT(2, "C")}

なんかすっきり。(その1よりは)

以上です。参考になればと思います。

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